新商品のご案内(LBNT10A / LBNT11A)

いつもありがとうございます。かねてよりお客様からのご要望を受けて開発を進めていた商品の量産が完了いたしましたのでご案内します。販売についても説明させていただきます。

今回はTOMIX製の223系や225系といったJR西日本の車両の中間先頭車のヘッドライトを点灯させることができる基板を開発いたしました。JR西日本管内の車両は編成の中間にある先頭車同士を連結する際にはヘッドライトを点灯させておりますがそれを再現できるようになります。

点灯状態です。両方のヘッドライトが点灯しています。

M-LITE LBNT10A – 中間先頭車用LEDライト基板 Type T225

いつもであれば基板タイプの番号は通し番号を振るのですが今回は223系、225系と近い数字がありますので混同回避のためわかりやすいようにいたしました。タイプ番号の通りこちらは225系に対応するLEDライト基板です。225系の他にも227系や521系等にも使用できます。こちらは1個入で1500円(税抜)です。

左側がLBNT10Aです。テールライト用LEDは不要ですのでブリッジダイオードを実装しています。
基板裏側です。LEDは純正基板よりも明るいものを採用しています。

基板は従来通り純正基板とサイズ互換になっています。ヘッドライトしか点灯しませんのでLEDは1灯のみ実装で反対の面にはブリッジダイオードと抵抗が実装されています。抵抗はいつも通りパナソニック製を使用しております。ブリッジダイオードは特に合わせたというわけではなく私がスペックに合う部品を探して調達しましたら某カトー様の室内灯に使われているものと同じものでした。このブリッジダイオードはローム製です。通電用のバネは国内のバネ会社様に生産していただいた日本製のものを使用しております。

こちらの取付ですが少し手間がかかります。
順を追って説明させていただきます。

ボディを外します。

スカートと台車を外します。

ライトユニットを外します。

ライトユニットの前についている透明のパーツをまず外します。
ライトユニットを取り外します。外れにくいので作業の際はご注意ください。

ライト基板の交換
座席と床板を分解すると座席側部品の裏側にライト基板が付いています。これをLBNT10Aと入れ替えてください。

入換後の状態です。

ライト基板の交換が終わりましたら外すときと逆の手順で戻してください。

終わりましたら点灯を確認してください。
進行方向に関わらずヘッドライトが点灯します。

点灯が確認できたら作業は完了です。連結してお楽しみください。

M-LITE LBNT11A – 中間先頭車用LEDライト基板 Type T223

LBNT11Aを搭載した223系のヘッドライト点灯状態です。

LBNT11Aは223系に対応するライト基板です。基板自体は同じですが通電バネの取付面がLBNT10Aとは逆の面になっております。このため別商品としております。こちらも価格は1個1500円(税抜)です。

左側がLBNT11Aです。LBNT10Aとの違いは通電バネの取付面だけです。

取付について

ボディ、スカート、台車を外すのはLBNT10Aの場合と同じです。

ボディを外します。
スカートを外します。
台車を外します。

ライトユニットがボディ側に付いていますので座席パーツと床板を分解すれば基板を交換できます。

座席パーツ側にライト基板が付いています。
純正ライト基板とLBNT11Aを入れ替えます。

ライト基板の交換が終わったら点灯確認します。

パワーパックの出力を上げ過ぎるとテールライト側に一部光漏れが発生します。方向幕用プリズムから光が伝わってしまいテールライトが光ってしまうようです。構造上の仕様となりますのでご了承ください。

点灯が確認できたら作業は完了です。連結してお楽しみください。

今回発表の2製品ですが8月16日からのJAMコンベンションにて発売いたします。ただ、16日より前でも準備が出来次第少数を店頭にて販売いたします。JAMコンベンションにご来場出来ないという方は店舗にご来店いただければ販売することは可能です(告知していませんでしたがアーバンライナーplus中間運転台用LEDライトキットのM-LITE LBNT08AUBについても同様に店頭での事前販売を行います)。
また、JAMコンベンション後には当店オンラインショップでの販売や問屋様を経由した一般流通も開始いたしますのでお待ちください。

今年のJAMコンベンションのテーマが東京なのに全く関係ない商品ばかりリリースすることになってしまい恐縮ですが開場内当店ブースにて皆様のご来場をお待ちしております。

あわせて読みたい

コメントを残す