KATO製機関車用電球色LEDライト基板開発中

旧製品のKATO製機関車用に電球色LEDライト基板を開発しています。こちらもお客様からのご要望を受けて製品化を進めているものです。

KATOの旧製品の機関車は砲弾型LEDではありますがオレンジ色かつ輝度の低いLEDが使用されています。リニューアル時にメーカー様は順次チップLEDを採用した新しいライト基板に変えてきてはいますがプリズムの形状等から旧製品に新しい基板を使うことができません。旧製品とはいえまだお持ちの方も多いようですのでこの度開発を進めることにいたしました。

既に1月のおおさか鉄道模型バザールにて試作品を展示いたしましたが基板の試作は完了しています。会場では私が手はんだでLEDと抵抗を実装した試作品を組み込んだEF65も併せて展示しておりました。

こちらが試作品の画像と取り付けてヘッドライトが電球色になったEF65となります。

このオレンジ色の砲弾型LEDを使用したライト基板というのは車種によって数タイプあり、LEDの足の長さの違いで対応車種が異なります。そのため動作確認のため今回はEF58を仕入れてきたので試してみました。

こちらが今回調達したEF58です。

車両のライトを確認します。暗いオレンジ色のヘッドライトが点灯します。

ボディを外して基板を確認すると砲弾型LEDを使用した基板が搭載されています。

ぱっと見ですが当店で試作したEF65用の基板が使えそうな感じですので合わせてみたところです。

メーカー純正ライト基板を取り外して試作基板を取り付けました。

試しに点灯させてみたところです。ヘッドライトが電球色になり非常に明るくなりました。ちなみにこのテストではパワーパックにKATOのパワーパックSXを使用しており、モーターが動き出さないレベルの出力で試験しています。

製品化にあたっては現在2種類をリリースしようと計画しております。一つはこちらでご紹介したEF65/EF58用です。もう一つですがEF81用を検討しています。LEDの足の長さだけの違いですのでこんな感じで作ってみましたが現在試験できる実機がないのでこの後確認します。

現在中国が春節で生産が止まっているのですができるだけ早いタイミングで量産したいと思います。

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